
シックハウス症候群・化学物質過敏症が急増しつつあるようです。
先日体感ハウスに来られたお客様は化学物質過敏症でF☆☆☆☆( フォースター )合板や無垢の杉・檜にも、安全とされるボンドや塗料にも反応する。 症状は花粉症のヒドイ状態だと思えば分かりやすいと言われ た。合板も檜の無垢板もダメとなると、施工はなかなか難しい。 化学物質過敏症は悪化すると治療が困難になるばかりです。カビ臭い家に3年も生活すると何らかのアレルギーが発症するというから、 多くの人はたいへん危ない家に住んでいる ことになる。空気清浄機をいくつ付けても治療にはなりません。空気清浄機は換気(室内空気の入替え)していない。結露・カビをもとから絶つ‥です。結露防止には構造内部も室内も家全体も温度差をなくし確かな“換気”をすることですが 、まだまだ知る人ぞ知る換気。
「住宅と健康」スウェーデン建築研究 評議会出版の本訳本があります。<全ての一般市民、材料設備メーカー、建設・設計会社などに健康住宅の知識普及のために創られ、新人研修や企業向けのテキストに広く使われている>
訳者はスウェーデン滞在中に「 住宅と健康 」シックビルデング症( シックハウス症候群)が国家的取り組みで行われるのに心を動かされた。
10年前に出版された本ですが、「究極の目標は、供給される空気が屋外空気よりさらに清潔でなければならない」とは 「新換気の家」と同じ。室内空気質とアレルギー対策になぜ換気が必要か、換気メンテナンスの重要性が詳細に書かれている。
≪換気の主たる目的は、酸素を供給することである。「 空気を使い果たしてしまったようだ」というのはスウェーデンでは良く使われる言葉だ。実際、呼吸による二酸化炭素やその他の汚染物質は部屋の中で増加し、人々に不快感をもたらしている≫
<1991 年スウェーデン国会は都市計画・改正案を通過させた。これにより、換気システムは機能的検査を受けなければならない、換気システムは全てのエリアで意図された換気量が得られるよう調整されなければならない、不正確な調整は不適当な空気流動をもたらす ets >
シックハウス問題は、社会問題であり医学・建築・環境と広くまたがっていること、スウェーデンだけでなく世界共通の問題であること、第2に建物内で人々が起きている症状と医学的根拠。第3 に室内空気汚染物質の建築材料からの発散にどのような対処が必要か。第4に、長年にわたって健康を阻害する室内環境因子でもあった湿気について、第 5 に室内空気汚染の対処方法としていかに換気を活用すべきか>と第 8 まで続く。
もしも 弊社が「新換気の家」に取り組んでいななかったらこの本を読 んだかどうか?じつは7年ほど前に購入しながら積んどく本だった。
環境先進国が新換気「SA-SHE の家」を知ったらどんなコメントをするだろう、スウェーデンでも給気ダクト内の汚れと清掃が問題になってるだけに、センターシャフトは間違いなく 賞賛されるでしょう。スウェーデンハウスが売上げ好調な理由が分かる気がします。
但し、建築構造は別ですよ‥スウェーデンとは気候が違う、充填断熱やパネル合板が日本の風土に合わない こと は建築の仕事に長く携わる人なら誰でも 知ってる。本書で も<スウェーデン固有の気候や環境、建築構造、施工法、建築を行う際の方法など日本事情に当てはまらない部分もあるが、問題を考えるうえで貴重な知見を提供している>