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画期的な防蟻方法を開発「ミラポリカMP工法」

基礎断熱の防蟻方法は、大きく分けて二通りある。
一つは、基礎の周囲に薬剤による防蟻ラインを構築する。もう一つは、薬剤を使わずに物理的に防蟻する、前者は比較的に安価で施工をすることができるが、薬の持続効果は5年程度とされている。
そこで、物理的な防蟻方法が求められるのだが、それには主なものが三つある。一つは防蟻性のある薬剤を混入している断熱材を用いる。二つは防蟻性のある断熱材で保護してしまう。
そして三つは、シロアリの食害を受けない断熱材を用いる。これまでに建てられている外断熱の家で、もっとも多く用いられているのが一番目の方法である。
費用が比較的に安く、施工が簡単なので用いられているのだが、防蟻性については問題視されている。シロアリは屍を乗り越え執拗な攻撃を繰り返し、ついには貫通し木材に到達してしまうことが実験で確認されているからだ。
2番目の方法は、先に説明したターミメッシュフォームシステムだ。施工が完璧であれば半永久的に防蟻効果が得られるので信頼性は高い。問題は、コストと施工の難しさにある。
3番目の方法は、1部上場企業のJSP社が開発したミラポリカという製品名の断熱材を用いるものだ。その防蟻性能は、京都大学生存圏研究所の今村研究室及び他の研究機関で検証され、木材保存協会の認定を取得している。
問題は断熱材と断熱材の合わせ目に生じる隙間をどうやって防ぐかである。その方法が見つからなかったので普及が遅れていた。だが、マツミハウジングでは2008年に隙間に特殊な反応型効果性樹脂を充填することでパーフェクトな防蟻性を発揮できる「MP工法」という新技術の開発に成功した。そして、独自の試験を繰り返し、その防蟻性能が十分信頼できるものであることを検証している。
「MP工法」の開発によって、リーズナブルな費用と工期で、基礎断熱からのシロアリの侵入を防ぐことが可能になったのである。
「長期優良住宅」を望むのであれば、確かな防蟻性能をもつ基礎外断熱は必須のもである。外断熱をすることで、コンクリートは風雨による劣化から守られ、大きな熱容量を発揮し、床下環境を改善し、住み心地の向上に役立つのだから。

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