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わが社のスタッフが、常日頃から自戒している言葉です。90年代も終ろうとしている頃、私は健康住宅普及協会のセミナーで、鋭い質問をしている一人の男性に出会いました。「この人は相当家づくりを知っている人だな」。強い印象を受けてから1年も経たないうちに、その人は本を出版されました。
その人の名は松井修三氏。そして本はあの革命的とも言える名著、『「いい家」が欲しい』でした。
この松井氏との出会い、そして本を読んだ時の衝撃は忘れられません。そこには「いいものはいい、悪いものは悪い」と明快に言い切る気力と自信がみなぎっていました。そして氏の先見性と、本物を見極める眼力の確かさに、私は圧倒されたのです。
しかし、それよりももっと感動したことがありました。それが冒頭に掲げた言葉です。松井氏は「お客様の幸せを心から願う者が、家づくりをするべきだ」と言われました。そうでない者は即刻立ち去れと。
それは、バカ正直と言われるほどに嘘やごまかしが嫌いな私の志向とぴったり重なりました。そうだ、「家づくりは幸せの器づくり」なのだ。私たちの仕事は、人が幸せになるのをお手伝いすることなのだ。この感動を胸に、『「いい家」をつくる会』の一員としての吉建ホームはスタートしたのです。