社長ブログ
熱交換換気と普通換気で室温4℃の違い
体感ハウスではコロナ禍のため、熱交換換気から『普通換気』に切り替えていた。
ところが中間期には気付かなかったのだが、冬の寒い日になると24℃の設定が20℃にしかならない。
エアコンの故障??ではなく、原因は普通換気だった。
熱交換換気から普通換気に切り替えただけで4℃も違ってくる。
涼温換気の熱交換率は、エアコンをONにすると90%を越える。
『弱』運転だと95%を超える。一年のほとんどは弱運転‥出力40%で済む。
換気の熱交換率は機器の大きさに比例して良くなり、大きくなるほど熱交換率が良くなります。
ダテに機械が大きいのではありません。換気装置は大きくても省エネ、一ヶ月の電気代は800円ほど
エアコンの省エネ性能は今以上は進化しないのでは?とも言われ
これからの省エネ住宅は、ヨーロッパ並みに換気の熱交換率が問われることでしょう
下はコンパクトなダクトレス換気、熱交換率95%だというので試験的に取り寄せてみた
涼温換気と比べると、イージーで簡易的すぎます…
換気フィルター(赤丸)は薄く、一般的な中性能フィルタ―がありません。
今の外気汚染に対処するには、中性能フィルターから高性能フィルターを標準化すべきだ‥という時代
にも拘わらず、フィルターが無しに等しく!
フィルターは小虫を侵入させないための『祖塵フィルター』でしかない。
ダクトレス換気はまさにシングルルーム用の簡易換気と言える。
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