社長ブログ
本当に、脱衣所がポカポカと暖かになると思いますか‥?
思ったほど暖かくない、ファンの音が気になる、とならないように
イラストをみるとダクトの中に中間ファンらしきものを設けている。
中間ファンはモーター音がウルサク‥そう簡単に空気は移動しません。
体感ハウスでは、下足入れに排気ダクトを設けダクトの途中に「中間ファン」を付けてみた‥
しかし、音がうるさく、一度も使用していません。
ダクトの途中に中間ファンを付ければいい‥と安易に提案する設計士がいますが
換気ファンの『音体験のない設計士』は意外にも多いのです。
テラスにも換気ファンを付けてみたが、ここも音がウルサク使用していない。
センターダクト換気の最大の特徴はエアコンや換気の音が全く気にならない、
音が静か、室内の静粛性は住み心地一番の絶対条件です。
ダクトは太くしなければ「音」が静かになりません。
以下、前真之著「エコハウスのウソ」より抜粋
空気の熱を運ぶのには、非常に大きな「風量」が必要になる。
空気は比熱が小さく、運べる熱量もごく限られている、
なにしろ空気の比熱は水の4000分の一しかないのだ。
よって空気で熱を運ぶのには、「非常に大きな風量」が必要になる。
そして何より、空気はコントロールに難がある。
エアコン暖房の効きが悪くて閉口した経験は誰にでもあるはず
吹き出し口に近いところの空気は勢いがあるが、その勢いは少し離れれば消えてしまう
「消える魔球」
空気自体に粘りがあり、運動エネルギーがすぐに拡散してしまうのだ。
空気では浮力も問題になる。
吹き出す温風の温度を上げるほど空気は軽くなるので上方に浮き上がってしまい、
床まで届かない。以上
下の写真はどこかでみつけた超有名な大手ハウスメーカーの天井裏、
電気配線・配管・なんとなんと梁を貫通するダクト‥
建物に大きなセンターダクトが必然なわけを知ってください。
更新中の公式SNSもよろしくお願い致します♪