社長ブログ
住み心地の「いい家」に住んでみると、
スマートハウスや太陽光発電に興味がなくなりますが
さらに「いい家」を求めて。では‥
住んでいて日々つくづく感じることは、住み心地の良い家には人を癒し、
元気にするパワーがあるということだ。
一ヶ月ぐらい停電したとしても、明かりはLEDランタンを2個も吊るせば不便はしない。
テレビを見られなくてもラジオで情報は得られるし、炊事はカセットコンロで間に合う。
冷暖房が使えなくても暑さ、寒さは着衣の調節で我慢できる。だから、非常時でも心配はない。
基本的に「いい家」を造っておけば、イノベーションへの対応はいつでも簡単にできる。
時代の流れに逆らうようだが、
住み心地に関係のない
スマートハウス化を慌ててする必要はなさそうに思えるのだ。
太陽光発電を松井代表から勧められた久保田紀子さんは
三つの理由から返事を保留させてもらった。
一つは、とても気に入っている緑色の屋根瓦が黒色の太陽光パネルにかわってしまうこと。
二つは今でも十分省エネの暮らしができているのに、
いろいろな設備に投資して創エネに取り組むメリットをあまり感じないからだ。
三つは、太陽光発電の余剰電力買取り制度に対する疑問である。
元環境大臣の余剰一万円以上も得したと喜びを語っている。
太陽光発電を装備できるだけの経済的ゆとりがあるのに、
補助金をもらい余剰電力を売ってさらに得をするという考え方は
私にはどうにも後ろめたい気持ちがしてはならない。
売電で売る金額のすべてを再生エネルギーによる発電事業に再投資するというのであれば、
緑の屋根が黒色に変わるのも喜んで受け入れることができるだろう。
元環境大臣が、そのようなことをエコだとして推奨していたのでは
この国の電力問題は一向に改善されないと思う。