社長ブログ
住宅の知識は
普通に暮らしている人に入ってきません。
そこで
女性スタッフに分かりやすく少しずつ教えようとしていますが
家の見えないところ、隠れているところ
壁の中に断熱材を押し込む綿状の充填断熱
弊社では20年間、外断熱以外に施工したことがありません
なぜ充填断熱(内断熱)が多いのか?
最初に国が推奨したのに従って、
大手ハウスメーカーをはじめ多くの造り手が
安く、早く、簡単に施工できるという理由で採用し続けているのです。
木は断熱材ではありません。
柱や梁、木部はすべて熱橋(ヒートブリッジ)となり熱の損失は20%以上になる。
それと充填断熱の壁内は蒸れる
綿状の断熱材は湿気を吸うとなかなか乾きません。
北面は外壁通気層があってもいつまでも湿った状態が続く。
《透湿シートの裏が結露しているよ‥‥》とは大工さんの話
普通は透湿シート+通気胴縁の上に外壁を張るので上のように変色しませんが
胴縁なしでも外壁は張れます。
すると写真のように断熱材が柱と梁にそって蒸れてる状態が見える。