社長ブログ
家に何を求めるか、本に書かれている以下の意味お解りでしょうか?
どっちでも同じだ!
「詭弁」ということばがある。一見正しそうに見えるがじつは成り立たない議論をいう
「外断熱・充填断熱、それはどっちでも同じだ。施工さえきちんとすれば」
ある学者が言い出したこの見解は、住宅業界だけでなく
ネット上でも通説となっているが、まさに詭弁である。
まるで異なる方法なのに性能の数値が同じであれば、外から貼ろうが、内に充填しようが効果として
同じだというのだから。
「施工さえきちんとやれば」とは完璧な施工を行えばということだ。
現実には、グラスウール充填断熱工法の施工マニアル通りの工事は複雑で厄介過ぎる。
気密性を確保し、内部結露を発生させないためには、外断熱の方があるかに施工が簡単で安全だ。
外断熱の施工のまずさはその場で露見するが、充填断熱では、それが分からない。
室内側で行われているし、防湿層があるために内部結露や雨漏りによる被害という最悪の事態は
住んでからも気づけない。 以上
外断熱の完璧な『防湿層』は内部結露による最悪の事態を防止できる。
断熱強化の付加断熱は外断熱の高気密が絶対条件です。
内部結露は構造材を劣化させる危険だけでなく、最悪の事態とは?
壁内や床下のカビ菌が室内に侵入し、室内空気のカビ菌の量を増やしてしまう健康被害です。
結露・カビ・ダニの相関関係を忘れてははなりません。結露が増加すればカビダニも増加する。
カビ菌を壁内だけに閉じ込めておくのは不可能。
カビ菌の侵入経路はコンセントの僅かな隙間だけではありません。
細菌とほぼ同じ大きさのカビ菌にとって室内と壁内は意外にもツーツー
以下、関連記事
●怖いもの、それはカビだ!
カビが10円玉程度の大きさにの上に数億個の胞子をつくると言われています。
それが風圧で空気中に飛散します。
●防湿層はその期待される役割上、施工を完璧に
浴室のある北面の断熱材は乾きにくい、綿状断熱材の多くは結露水を含み黒く変色している。
●充填断熱のシートによるベーパーバリアは施工が非現実
シートですき間なく施工することなど現実は困難だし、シートは化学変化でやがて性能が落ちる。
●ご存じですか日本の断熱・気密は先進国で最低水準にある。
この事実を知るべきです。欧州先進国のように結露に施工者が責任を負うとなれば
断熱・気密を強化せざるを得ない、家造りは断熱気密さへ正しく施工すれば大きな失敗がありません。