社長ブログ

ヨーロッパの考え

2010/01/20(水) 一覧

ヨーロッパの考え(だからいい家で建てる)抜粋

ヨーロッパの最先端の住宅造りにおいては、20081月より「エネルギーパフォーマンス」がスタートしています。

家で消費される年間のエネルギー量から1次エネルギーを算出し、その家の床面積で割った数値を「kwh/?」という単位で表現をし、a1からGまでの15段階にレーティング分けします。A1が最も消費されるエネルギー量が少ない、つまり、ランニングコストが安く抑えられ、CO2排出量が少ないエコロジーな建物ということになります。

ドイツでは、レーティングではなく数値で表示する「エネルギーパス」という表示制度が2008年より提示と掲示が義務化になりました。これは住宅のみだけではなく賃貸マンション始め学校の公共建築もその対象となっています。

「エネルギーパフォーマンス」表示制度では暖房、給湯、換気によるエネルギー消費が30kwhのものをパッシブハウスと呼んでいます。

イギリスでは2016年までに、新築住宅は0kwh/m2とする構想ゼロカーボンハウスが発表され注目を集めています。それを実現する技術として

?交換効率85%以上の第1種熱交換換気システム

? 高気密

?熱橋の排除

? 現場での確実な施工技術

?アフターメンテナンス

が挙げられています

それでは日本における住宅の消費エネルギー量はどうなのでしょうか?

次世代省エネルギー基準をクリアして建てられた先進の住宅ですと約260kwh/m2とされています。

「エネルギーパフォーマンス」でレーティングしてみますと、D2?E1にランクされます。

日本の家造りのCO排出量に関するレベルがあまりにも低いのに驚いてしまいます。

しかし、何も臆することはありません。日本の木造住宅でもヨーロッパに引けをとらない家造りをすることは十分可能なのです。サッシや玄関ドアーといった開口部、そして壁や屋根の断熱性能を向上させ、換気設備やLED照明を活用することで、ドイツの基準値である120kwh/?以下にすることも可能です。

そこに加えて太陽光発電や太陽熱温水器といった自然エネルギーを利用することで、パッシブハウスも現実的なものとなります。そして、断熱材に環境負荷の少ない木質繊維系のものを使うなら言うことなしです。

しかし、これらを実現させるためにはいろいろなハードルを越えなければなりません

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