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気密は暖房の要!!
快適な暖房実現の要でありながら、いまだに理解されていない「気密」
暖かい空気は「力持ち」。何しろ熱気球は、暖めた空気の力だけで空を飛ぶ。暖かい空気の軽さには、バカにできない浮力があるのだ。
気球のエンベロープ(球皮)は安全な気密がとれているから、暖かい空気は漏れない。しかし気密のない住宅は、さながら「大きな穴のあいた気球」
なお悪いことには、上から逃げた空気の埋め合わせのために、屋外の「冷たい」=「重い」空気が下から容赦なく侵入してくる。
膨大な暖房エネルギーを無駄に捨てながら、なおかつ寒い。なんとも割の合わない話ではないだろうか。
気密をとらないことには、せっかくの断熱も無意味にしてしまう。
断熱材は繊維や樹脂を空気でからめて止めているから、熱を逃さない。断熱材をいくら壁に詰めたとしても、隙間から空気が動いてしまったら効果は激減する。
冬にガバガバで襟元が大きく開いたセーターと、ジャストサイズのタートルネック、どちらが暖かいかを考えれば答えはおのずと分かるというもの。
「エコハウスのウソ」 前 真之著より抜粋。
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