スタッフブログ
私の住まいは、25年前に木造軸組工法による注文住宅を地元の工務店で建てました。
少しゆったりとした造りです。
最近になって、水回りが気になりだしたので思い切ってリフォームすることにしました。
今ある台所と浴室をシステムキッチン、システムバスへと入れ替えです。
まずは、ショールームへ商品を見に行って、最新のものに触れました。
どれもこれも、至れり尽くせり…便利で素敵なものばかりです。
キッチンは、下の写真にあるタカラスタンダードをチョイス。
あれこれと選んでいる時間は楽しくて夢のよう~こんな気分久しぶり♪
そして、いよいよリフォーム工事が始まりました。
あたりまえですが今回は、壊す作業から開始します。
これまで25年間使ってきた台所や浴室にお別れを告げる時が来ました。
しかし、哀愁にしたる間もなく爆音と粉だらけ・・・我が家は見るも無残に解体されて行きます。
その時です。
私が目にした壁の中。
驚くほど、スカスカでした。
断熱は発泡ウレタンの吹き付け工法。
工務店の担当者に勧められて、夫が選択したものです。
厚い所と薄い所が凸凹していて、職人さんの不慣れさがにじみ出ている。
デザインにこだわった割に、住み心地の悪い原因はここにあったのかな?と感じました。
吉建ホームで建てる家は、外断熱のしっかりした施工の家だけに…我が家の壁の中に気が抜けてしまいました。
知らないって怖いことですね。
どおりで寒い訳だ。冬の光熱費は半端じゃありませんでした。
とくに、梅雨時は異常に蒸れる感覚があり、フローリングが濡れるほどに。
今回のリフォームで、キッチンとバスルームは機能的で美しく生まれ変ったのですが(-_-;)
後悔が残るのは、壁から垣間見れた断熱材の適当さです。
この25年間で私はどれだけ我慢とお金を費やしたのだろう。
新築の時、吉建ホームに出会っていれば、断熱の重要性・基礎やその上に建つ構造体など、
大事なことが、もっと知らされてたのにと思います。
そして、暑さ寒さ、嫌な臭いに悩まされることのない暮らしだったことでしょう。