健康のこと
換気をよくしない限り、室内空気の健常性は保てません。
文責 山口 啓子
日本の四季は風情があっていいと思う。
しかし、今年の梅雨頃から歯切れの悪い陽気が続いている。
先日、和室で昼寝をしていたら珍しくダニに刺されたようだ。
背中の手の届かないあたりの場所が数か所…痒さにたまらなかった。
こんな事になるなら、防ダニ加工の施された畳を入れとくんだった…などと思った。
そんな話を会社ですると、
防虫加工された畳の臭いのひどさに我慢ができず1週間で取り替えたと聞かされた。
なんと、弊社水戸体感ハウスでの話である。
畳を使う人間が我慢をしてまで使わなければならない防ダニ加工って、必要ですか?
しかも、人体に悪影響ではないのでしょうか?とても疑問が残ります。
以下、「化学物質過敏症」 北里病院研究所より抜粋。
『シロアリ駆除や可塑剤のような有機リン化合物の基準値はまだ出来ていません。
しかし、現実の防虫加工畳には有機リン系の殺虫剤が浸み込ませてあり、
その濃度は殺虫剤散布畑の20倍の濃度に達していると言われています。』
この本の発売が2004年なので2017年現在「有機リン化合物の基準値」が出来たかは不明ですが、いずれにしても怖い話に間違いない。
この本によると、
「人それぞれ人体の負荷(許容量)が違うので一概には言えないが、総負荷量を超えると病気になる。」とある。
家の中を見回すと これ、大丈夫?と心配になるものばかりある。
シロアリ駆除剤、洗浄剤・漂白剤・芳香剤、建材・接着剤・ホルマリン、塗料、カビ・ダニ・ちり、動物の毛、大気汚染物質…等々。
あっという間に総負荷量は超えてしまいそうである。
洗剤やペットの毛などは最小限におさえ、シロアリ駆除剤や芳香剤などは使わない生活がしたいものです。
専門家の方々のアドバイスは『換気をよくしない限り、室内空気の健常性は保てません』と言っている。
日本の四季を心地よく楽しむための知恵として、換気のいい家は必須条件のようです。
しかし、換気とは?…馴染みがない分、首をひねってしまいますね。
でも、換気を難しく考えなくても大丈夫です。
「いい家」が欲しい。の本の中によく書かれていますが、優れた換気システム(エアコン付き)を備えれば、冷暖換気を一手に引き受けてくれるます。
一度、そのさわやかな空気感を体感しにいらっしゃいませんか?
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