2020年までに住宅のゼロ・エネルギー化

太陽光発電を目玉とする省エネ設備機器の「販売促進制度」ともいえるゼロ・エネルギー化。

以下、新「いい家」が欲しい。改訂版より 平成27年7月31日発行

2013年、国は省エネルギー基準を改正し、「低炭素建築物認定制度」を立ち上げ

2020年までに住宅のゼロ・エネルギー化

(家庭内で消費するエネルギーは、自分の家で創出する)を求めています。

大手ハウスメーカーをはじめ大量生産販売の造り手たちは、

この求めを絶好の追い風と受け止めて営業強化を図っています。

改正された基準は、家の性能を評価するのに断熱性と一次エネルギーの2本立てで行います。

断熱性は、建物の外皮の熱還流率(UA値)と窓の日射遮蔽性能で、

これまでの基準とほとんど変わりません。新たに加えられた一次エネルギーの消費は

「暖房・冷房・給湯・換気・照明・家電」に関するもので

太陽光発電に高効率エアコンと給湯器を備え、LED照明を採用するなどで基準に適合できます。

「低炭素」「ゼロ・エネルギー」「外皮の熱貫流率」一次エネルギーなどと聞くと

さぞかし家づくりが進化し、大きなメリットが得られるように思われるでしょうが、

太陽光発電を目玉とする最新型省エネ設備機器の販売促進制度ともいえる内容です。

大きなメリットを受けるのは鉄骨系プレハブメーカーをはじめとする

大量生産販売の造り手たちです。太陽光発電・蓄電池・HEMSを三種の神器とする

スマートハウスで操業以来最高の利益をあげているところに「ゼロエネルギー住宅」という

バージョンアップ商品を国が用意してくれたからです。

しかも、税制の優遇処置・補助金・史上最低の住宅ローン金利で応援してくれるのですから

造る側としては住み心地にこだわるよりも、安く早く簡単に造れて

儲けが多い方が良いといいう考えにますます傾きます。

家の形をした組立方式の家が理想です。 

「求めるべきは省エネ住宅」という声は、

東日本大震災で発生した電力危機をきっかけにして官民そろっての大合唱となり、

その負の部分を指摘する声はかき消されてしまっています。

家づくりで何よりも大切にすべきは住み心地です。

住み心地こそが住宅の根源的価値でなのです。

スマートハウスやゼロエネルギー住宅にしたからといって

住み心地がよくなるものではありません。

以上

安く早く簡単に、儲けが多い家造り。とは?

大手ハウスメーカーの価格

「半値八掛けの家造り」と聞くと信じらないでしょうけれど、事実ですよ~

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