構造のこと
外断熱を伝える朝日新聞「天声人語」
2000年1月28日「天声人語」から抜粋
マンションで暮らす知人宅を訪れて、盛大な窓の結露に驚いた。
本人は「気密性がいいから仕方ないらしい」と、すっかりあきらめている
けれども実は、
窓のように見える結露よりも壁の内側の見えない結露の方が
問題が大きいのだそうだ。
そうした結露を防ぐ方法として、外断熱という耳慣れないことばを聞いた。
省エネルギーのために入れる断熱材を、建物の内側ではなく外側に置いて、
全体をすっぽり包み込むようにする方法である。なるほど
こうすれば室内の暖かい空気が冷たい壁にぶつかることなく、結露しない。
断熱の効果もぐんと良くなる。
スウェーデンでは1973年のオイルショック直後、
国を挙げて建物の省エネ対策を研究し、
気象学や熱工学、微生物学、経済学などの専門家が四年がかりで具体策をまとめた。
それ以来、外断熱が当たり前になったという。
(『日本マンションにひそむ史上最大のミステーク』TBSブリタニカ)
日本はといえば、ビルでも住宅でも外断熱工法がほとんど採用されていない。
科学的な検討をする前に、
柱と柱の間に断熱材を詰め込むやり方が広まってしまった
手間がかからず、費用も安くできるためらしい。
例外の一人が東京都小平市で工務店を経営する松井修三さんだ。
9年前に外断熱の木造住宅を造ってみて良さを実感、以後これしかやらない。。
「断熱は寒冷地に限らず大事なことなのに、無関心な人があまりに多いですね」
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