全館空調ハウスの問題

●全館空調ハウスの空気問題

ホテルのような大規模な設備と精巧な装置であるならば、

空気がきれいな全館空調が可能になる。

だが戸建住宅の場合は技術的問題が多過ぎる。

単なる温熱のみの快適性に隠されている「空気質と換気」の問題。

全館空調の換気は、空気の汚染源をガチャガチャに混合して清浄しようとする。

簡単に言えば秋刀魚を焼いている部屋の換気と、

静かに休んでいる部屋の換気を一緒にして清浄するのと同じ。

この汚染空気の「混合防止」の原則

室内空気の複合汚染を無視する換気システムは不快な臭いと汚染空気を室内にばらまくことになる。

以下、新『いい家が欲しい。』より

各部屋に冷暖房機をつけなくてもよく、温度管理がボタン一つででき、

家中が簡単に同じ温度になると聞けば魅力的です。

今でもアメリカの高級住宅では、当たり前のように使われています。

しかし、全館空調の家からは、

嫌な臭いが気になる・どうも空気が汚れている気がする・気流が気になる。

冷えすぎを調整すると暑くなってしまう・各部屋によって生ずる温度のムラが不快だ。

などという声が聞こえてくるのです。

私は換気の研究のために 2 年前、アメリカ西海岸の高級住宅を見歩いたのですが、

その際、全館空調された空気になじめず、

とくに完成して間もない家では「新築の臭い」にへきえきさせられた経験があります。

そこで現地の専門家を訪ねて聞いてみたところ

アメリカでは 3 軒に1 軒の割合で喘息やアレルギーで悩む家庭があり、

その原因として全館空調が問題視されているとのことでした。

全館空調されている家の室内空気が屋外よりも 2~5 倍汚れているのはざらで、

中には 100 倍近くにもなるケースもあるというのです。

これはシステムが、室内に送り出した冷気や暖気をなるべく外に排出しないようにし

ふたたび空調機に取り込んで循環させることが主な要因だとされています。

循環させることは省エネと冷暖房費を下げるためにやむを得ないのですが、

前提として、空気の浄化と臭い対策が絶対に必要になります。

しかし、これが簡単にはいかないのです。

浄化を徹底すると空気抵抗が増え、循環のために要するエネルギーと空気搬送の音が増大してしまいます。

また、家の外 であろうと中であろうと空気は汚染されるものなので、

浄化することは必須ですが、
冷やしたり、暖めたり、過失したり、除湿したりするとカビや不快な臭いが発生しやすくなります。
維持管理の仕方によっては、全館にカビの胞子と臭いを撒き散らすことにもなりません。

もう一つの問題は、同じ温度で同量の空気を送っても、

部屋の条件、とくに窓の管理の仕方によって効果が異なってしまうことです。

ビルなどと違って家庭用の設備では、

全館を強制的に一律な温度に維持することは不可能に近いことですし

仮にできても部屋の住人それぞれの感受性によっては不快に感じる場合もあるはずです。
とくに、冷気に敏感で、空気暖房特有のモワー ッとした暖かさを不快に感じる人はストレスを受けます。

それらの問題に対して住む人からクレームや不満を受けたとき、アフターメンテナンスの厄介さは並大抵ではありません。

家の性能を向上させると、全館空調や全館床暖房の必要性は薄れていくばかりで、

むしろ不快要因とさえなり、維持管理の厄介さを考えるとお勧めできるものではありません。

全館空調の技術的難点と全館空調のイノベーションはこちら参照


特許 涼温換気 -CD-HEV-

 

 

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