わが家の換気体験。―第三部 家造りの最重要テーマ、それは「換気」だ―

弊社でもカナダ製の換気システムを採用してみた。風量は強かったが

換気装置本体が真っ黒に汚れた

換気装置があるために住人が汚染された空気を吸うことになってしまう。

換気装置が家族の負担となっている。多いでしょうね。

だから「いい家」を建てる。より

だから「いい家」を建てる。

わが家の換気体験

私は家族 5人で生活しているが、これまでに3種類の換気方法を試し、

換気方法を変えると住み心地がどのように変化するのを体験で学んだ。

わが家は、完成したときは第三種だったので外周の壁に吸気口が8ヵ所あった。

引越した最初の夜に、その穴から侵入 してくる屋外の騒音が思った以上に気になった。

西側の一軒置いたバス通りからの車の音、歩道を歩く靴の音、

笑い声などが東隣の 3階建ての外壁に反射されて、

東と西の両側にある吸気口から侵入してくるのだ。

それまでは静かな住宅地に住んでいたせいもあって、やたらと気になった。

それだけでなく冬になると、冷気の侵入も気になりだした。

音と冷気の問題は第三種換気の宿命とされているが、

立地条件によっては「住み心地」にかなりマイナス影響があることを知らされた。

それを改善するには第一種に変えるしかない。

そこでカナダで設計事務所を開いていて、

第一種換気に明るい伊藤公彦先生をバンクーバーの事務所にお訪ねした。

私がカナダ留学しているとき、何かとお世話になっていた。

先生は早くから第一種換気を勧めていて、

これからは換気によるエネルギーロスを改善しないかぎり

省エネルギーで快適な暮らしは得られない、と主張していた。

私は、空気を各部屋に分配するダクト内部の汚染についての心配をしていた。
先生の答えは、

メタルダクトを用いれば掃除が可能なのでカナダでは問題にされていない。

汚染についてはカナダ政府と長期間にわたる調査を行っており

今のところそれも問題はないとのことだった。

私は先生の勧めてくれた機械を購入し、試しに使ってみることにした。

吸気口は8ヵ所が一カ所になり、外からの空気はフィルターをとおり、

熱交換されて各部屋に分配されていく。

そのため騒音がなくなり冷気の侵入もなり冷暖房の効率が改善された。

第一種換気にしてみると、第三種の不合理だがよく分かった。
しかし
北海道をはじめとして造り手の多くは、第三種がいいと言い続けていた。

3ヵ月ほど過ぎてフィルターの掃除をした。そのとき、

その人たちの言い分にも理由があることを知らされた。

換気装置本体のなかには小さな虫がたくさんいて、

フィルターは土埃と車の排ガスらしきもので真っ黒に汚れていたからだ。

こんな調子で汚れていくとなると、もし 1年間掃除を怠り、

フィルターの交換もしなかったらどうなってしまうだろうか ?
ダクト内部も汚れていくに違いない。そうなると、

換気装置があるために住人が汚染された空気を吸うことになってしまう。

家族の健康を守るはずの換気装置が、家族の負担となり、

迷惑扱いされるようになって大問題になる。

私は新発想の換気システム の開発を急ぐことにした。

そして2008 年4 月自宅を「新換気リフォーム」 した。

新換気システムが正常に作動した夜、家族みんなで何度も深呼吸をした。
「空気が違う !」

妻も、 3人の娘たちも同じ感想を言った。

私は、家族を小屋裏の換気装置の前に連れて行き、

きれいな空気を吸える仕組みについて説明した。

そして、空気浄化装置のふたを開き、掃除の仕方を教え、

ときたま汚れ具合を観察することの大切さを理解させた。

小学生の娘たちは、交互に粗塵・防虫フィルターや高性能フィルターをはずしたりして

「私たちにもできる」と言い合った。

新換気システムが、妻にも子供たちにも扱いやすいということを目の当たりにして、

私は「いい家」の進化を確信した。

 以上

 

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