断熱・気密をあとで直すのはオオゴト

エコハウスのウソ。真正之著。
気密性のない家は大きな穴の開いた熱気球

この本は断熱・気密の重要さについて、普通の人が読んでも分かりやすく書かれている。
なぜ気密を重視しなければならないのか?

その見えないところの手間と価値をどうやってお施主様に説明したらいいのか?

そこがいつでも「悩みの種」

他社の外断熱の現場をみても、

どうみても「気密」に手間を掛けているとは思えない。

気密検査までの気密シートであったり「目張り」だらけの検査であったり、

おそらく施主様がその場に立ち会っても検査の実態を見抜くことはできないでしょう。

(気密検査データよりも気密テープの目視のほうが正しいですよ…)

断熱・気密を「あとで直すのはオオゴト」なので、

建てる時にちゃんとコストをかけてほしいところ

設備のように後付けとはいかないのだから……

と「エコハウスのウソ」でもやさしく書かれているのだが。


●気密性のない家は大きな穴の開いた熱気球

「エコハウスのウソ」から抜粋

《エコハウスを名乗るからには、きちんと気密と断熱をとった上で、空気質の維持に必要な風量を機械換気で確保するのが大原則である。

暖房負荷の低減、快適性のアップ、空気もキレイ……といいことだらけなのだから。

しかし、やはり納得できない人は多いだろう。動き回っている空気を閉じ込めるというのはあまりにも不自然。実は筆者もそう感じている。

しかし考えてみれば、寒い冬に暖かい空間をつくろうと言うこと自体、物理的には全く不自然なこと。

屋外と屋内の空気が同じ温度で良いのであれば、気密も断熱も全く無用。建物をスカスカにしておいて、冬は耐えて春が来るのを待て。それが自然だとするのも、それはそれで一つの見解かもしれない。

だが、人間は本来弱い生き物。凍える寒さを生き抜くために、昔から必死の努力を重ねてきた。

「暖かい部屋ですごしたい」「無駄なエネルギーを使いたくない」「キレイな空気を吸いたい」……こうした「自然な願い」を叶えるため、冷徹な自然の物理法則に立ち向かう「技術」を、人間は必死に編み出してきた。

「高気密高断熱」の技術には、人の願いを叶えるための「暖かい知恵」が込められている。そう思えば「気密」という言葉もそれほど「息苦しく」感じないのではないだろうか。

 

社長が語る家づくり重要ポイント|断熱と気密

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